毎日できる!おやすみ前のリラックスルーティン

セルフケア

1日がんばった自分をやさしく癒してあげる「おやすみ前のひととき」。
「眠りが浅い」「なんとなく疲れが取れない…」という方は、寝る前の過ごし方をほんの少しだけ見直してみるだけで、翌朝の目覚めがぐっと変わってきます。

今回は、おうちで簡単にできるおやすみ前のリラックスルーティンをご紹介します。
心と体の緊張をゆるめて、ふんわり眠りへと導いてくれる、やさしいセルフマッサージや呼吸法ばかりです。今日からぜひ、寝る前の習慣として取り入れてみてくださいね♡


① まずは深呼吸で「いま」に戻る

ベッドに入っても、頭の中がぐるぐる考え事でいっぱい…という日、ありますよね。
そんなときはまず「いまここ」に意識を戻す深呼吸から始めましょう。
布団の中で仰向けになり、目を閉じて鼻からゆっくり息を吸って、口から長く吐き出します。
このとき、「吸って、吐いて…」と心の中でつぶやくようにすると、自然と頭の中が静かになっていきます。
呼吸が深くなることで副交感神経が優位になり、心も体もリラックス状態に近づいていきますよ♪


② 頭の疲れをほぐす「頭皮マッサージ」

スマホやパソコンを長時間使っていると、目だけでなく頭までどんより重く感じること、ありますよね。そんな日は、手のひらを使った頭皮マッサージがおすすめです。
両手の指の腹で、こめかみから頭頂部にかけて、くるくると円を描くようにマッサージしていきましょう。頭の筋肉がじんわりほぐれていくと身も心も解きほぐされていきます。
仕上げに、耳の後ろから首すじをやさしくなで下ろすと、肩や首の緊張もふわっと抜けていきますよ。


③ 首と肩のコリをやさしくリリース

一日中動かしていた首や肩。おやすみ前に少しだけケアをするだけで、眠りの深さが変わってきます。
右手で左の肩を軽くつかみ、ゆっくりともみほぐします。逆も同じように行いましょう。
首の後ろ側も、両手の指先で軽く押しながら、下から上に向かってやさしくマッサージすると血流が促されてポカポカに。
もしお気に入りのアロマオイルやクリームがあれば、このタイミングで使うのも◎。香りと肌のぬくもりで、さらにリラックスできますよ♡


④ 心をゆるめる「お腹のマッサージ」

眠る前におすすめなのが、意外にも「お腹まわり」のマッサージ。お腹にはたくさんの神経が集まっていて、やさしく触れることで気持ちもふんわり落ち着いてきます
手のひら全体を使って、おへそを中心に「の」の字を描くようにゆっくりマッサージしてみましょう。
腸の動きも促されるので、お通じにもやさしくアプローチできます。


⑤ 足元から眠りへ。「ふくらはぎ&足裏ほぐし」

冷えやすい足元も、寝る前にひと手間かけてあげましょう。ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれるほど、全身の巡りに大切な場所。
両手でふくらはぎを包み、下から上へとさするようにマッサージします。その後、足裏を両手の親指でぎゅーっと押しながら、土踏まずやかかと、足指の間もていねいに刺激してあげましょう。
じんわり温まり、布団の中でも冷えにくくなるので、ぐっすりとした眠りに入りやすくなりますよ。


自分をととのえる、眠り前の小さな習慣を

夜のひととき、自分の体にやさしく触れる時間は、「今日も一日、お疲れさま」と自分に声をかけるようなもの。
1分でも2分でも、毎晩続けることで、自分の体と心に向き合う「小さな習慣」になっていきます。
マッサージは、特別な技術がなくても、自分の手だけでできるやさしいケア。
おやすみ前のルーティンとして、今日から少しずつ取り入れてみてくださいね。きっと、朝の目覚めがやわらかく、心地よいものに変わっていくはずです♡